報道されてる「濃厚接触」とはどういう状況か知っておくことで、ニュースや新聞の情報がより深く知ることができます。
濃厚接触とは?状況4つのパターンを公式情報を元にまとめました。
[menseki]
要約ポイント
- 報道されてる「濃厚接触」とはどういう状況か4つのパターンを知っておく
- おおまかに4つ「同じ住所で生活している人」「病院で関わった人」「感染者の体液や分泌物などに触れた人」「2mほどの距離で接点があった人」
- 2メートルという距離ってどういうこと?
濃厚接触とはどういう状況?
新型コロナウイルスの報道でよく言われる「濃厚接触」の言葉の定義を調べてみました。
「濃厚接触」とは、感染症患者に接触することを指しますが、物理的に触っているような身体の接触だけを表している言葉ではありません。
国立感染症研究所感染症疫学センターの解説
今回の新型コロナウイルスに関連して、国立感染症研究所感染症疫学センター(リンク先公式サイト)は、「濃厚接触」者の解説を次のように説明しています。
『「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当するものである。
i. 世帯内接触者:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
ii. 医療関係者等: 個人防護具を装着しなかった又は正しく着用しないなど、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送
担当者
iii. 汚染物質の接触者: 「患者(確定例)」由来の体液、分泌物(痰など(汗を除く))などに、必要な感染予防策なしで接触した者
iv. その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)』
濃厚接触者4つのパターン
パターンとしてはおおまかに4つほど。
- 同じ住所に住んで生活している人
- 病院で関わった人
- 感染した人の体液や分泌物などに触れた人
- 2mほどの距離で接点があった人
※国立感染症研究所感染症疫学センターの解説をざっくり噛み砕いた当サイト独自の解釈
つまり、予防策をとっていない(マスクなどをしてない状態)で、感染者のすぐそばで会話したことがある人も、濃厚接触者に含まれます。
信号機で隣同士になっているだけでもマスクをしていなければ、濃厚接触者の概念に入っちゃいますね。
2メートルという距離
4つ目に掲載されている「2メートル」というのは、感染者の咳やくしゃみによる飛沫が飛ぶ範囲を解釈ただけに過ぎないので、患者との会話だけなら、30分以上話すことが、濃厚接触だとしている保健機関もあります。
[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f0f0f0″ color=”#757575″ iconsize=”100″]外部リンクhttps://www.nhk.or.jp/politics/kotoba/29841.html[/st-cmemo]
まとめ
- 報道されてる「濃厚接触」とはどういう状況か4つのパターンを知っておく
- おおまかに4つ「同じ住所で生活している人」「病院で関わった人」「感染者の体液や分泌物などに触れた人」「2mほどの距離で接点があった人」
- 2メートルという距離は感染者の咳やくしゃみによる飛沫が飛ぶ範囲